大阪市の人工島・夢洲で計画されている統合型リゾート（IR）の建設がついに始動しました。このプロジェクトには、カジノを含む複数の施設が含まれており、2030年秋の開業が見込まれています。
日本経済新聞によると、大阪府と市は、運営事業者が開業予定地の液状化対策工事を2023年12月に始めたことを発表しました。この工事は2026年秋ごろに完了する予定で、その後、施設の本格的な整備が進むことになります。夢洲はゴミの焼却灰や土砂で造成された埋め立て地であり、地盤沈下や液状化の可能性が指摘されているため、この液状化対策が重要なステップとなります。
読売新聞によれば、IR施設の建設は2025年春に開始され、2030年夏に完成する予定です。運営は米MGMリゾーツ・インターナショナル日本法人やオリックスなどで構成される「大阪IR株式会社」が担当します。開業は2030年秋ごろを目指しており、大阪市が所有する約49万平方メートルの土地に、カジノ施設やホテル、国際会議場が建設される計画です。
大阪IR計画は、大阪の経済に大きな影響を与えると期待されており、地域の発展に寄与することが予想されます。また、2025年の国際博覧会（大阪・関西万博）の会場予定地でもあるため、その準備としても重要な意味を持っています。
大阪IRでは、カジノのオープンが予定されていますが、それも2030年の秋とまだまだ先の予定です。
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