STICPAY(スティックペイ)とは|手数料や使い方を解説

江原 愛
STICPAY(スティックペ イ )は、オンラインで入金・出金・決済ができる電子ウォレット(eウォレット)サービスです。
STICPAY同士のアカウント間であれば、世界中どこでも1分以内に送金が完了するスピーディな決済ができます。
対応通貨は日本円、米ドル、ユーロをはじめ約30種類の法定通貨に加え、ビットコインなどの主要な仮想通貨も扱っており、多通貨を一つのアカウントで管理することができ、利便性の高さから、海外取引やオンラインカジノの入出金に特に人気のサービスです。
この記事では、STICPAYの特徴や使い方をわかりやすく解説していきます。
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STICPAY(スティックペイ)とは
STICPAY(スティックペイ)は、イギリスに拠点を置くオンライン決済サービスで、世界190カ国以上で利用されている電子ウォレット(eウォレット)です。
サイトは日本語にも完全対応しており、クレジットカード・国内銀行振込・仮想通貨などで入出金が可能です。
日本語サポートも完備されているため、FXやオンラインカジノやブックメーカーの決済方法としても多く利用されるようになりました。
ユーザーは、STICPAYのアカウントを通じて複数通貨を管理でき、両替、送金、ATM出金なども可能。
セキュリティ面では、イギリスの金融ライセンス(FCA)を取得しており、本人確認(KYC)や二段階認証など、安全性にも配慮されています。
簡単に言えば、「海外取引やカジノ決済に強い、多機能かつ安心なオンラインウォレット」です。
STICPAYの基本情報
サービス名 | SticPay(スティックペイ) |
サービス種類 | 電子ウォレット(eウォレット) |
提供元 | SticPay Limited(英国拠点) |
対応国 | 約190カ国以上 |
対応通貨 | 約30種類の法定通貨(JPY、USD、EURなど)+ビットコインなどの主要仮想通貨 |
主な利用用途 | 海外FX・オンラインカジノ・オンラインショッピング・ゲーム課金など |
送金スピード | SticPay間では約1分以内 |
手数料 | 入金・出金・送金に各種手数料あり |
セキュリティ | FCA(英国金融行為監督機構)ライセンス取得、本人確認(KYC)、二段階認証対応 |
日本語対応 | あり(日本語ウェブサイト、サポートも一部対応) |
口座開設 | オンラインで完結、本人確認書類提出後すぐに利用可能 |
主な決済手段 | クレジットカード、銀行振込、仮想通貨入出金 |
両替機能 | アカウント内で複数通貨の即時両替可能(手数料あり) |
ATM出金対応 | 提携ATMでの現金引き出しに対応(一部地域のみ) |
アプリ | iOS(iPhone/iPad)、Android |
SticPayは安全?
STICPAYはイギリスに拠点を持つ STIC FINANCIAL LTD によって運営されており、英国の金融行為監督機構(FCA) からライセンスを取得(登録番号:902112)しています。
さらに、Google Authenticatorなどを使った2段階認証(2FA)が導入されており、不正ログインを防ぐ仕組みが整っています。
また、ユーザーの預けた資金は、運営会社の運転資金とは完全に分離して保管されおり、万一SticPayが経営破綻した場合でも、ユーザー資産が保護される仕組みも整っています。
ただし、日本の金融庁は、送金・決済サービスを監督していますが、STICPAYはその監督対象外であり、同法に基づく登録や報告の対象ではありません。
SticPayへの入金方法(クレジットカードでの入金編)
ステックペイの入金には、海外銀行送金、クレジットカード(Visa,Master)、仮想通貨(ビットコイン、ライトコイン)が利用できます。
ここでは、クレジットカードを利用してステックペイに入金する方法を説明しています。
- マイページへログインし、画面左側のメニューから『入金』→『クレジットカード』をクリック
- 画面右下の『カード写本アップロード』をクリックし、登録するクレジットカードの表裏の画像をアップロードします
- 「名義人」「カード番号」などのカード情報を入力し『送信』をクリック
- クレジットカード登録完了後、再び『入金』→『クレジットカード』へアクセス
- 入金額を入力し『Money in』をクリックし、「カード番号」「有効期限」「CVC」を入力します
- 入金完了メールが届いたら、入金完了となります
SticPayの入金手数料と入金時間
手数料 | 所要時間/反映時間 | 備考 | |
---|---|---|---|
クレジット/デビットカード | 入金:3.85% | 即時~30分以内 | VISA・MasterCardに対応(国・地域により制限あり) |
仮想通貨(BTC、LTCなど) | 入金:1%(一部ウォレットは無料) | 即時~30分程度 | ブロックチェーンネットワークの混雑状況に依存 |
海外銀行送金 | 入金:1%出金:5% | 3~5営業日 | SWIFT対応の国際送金方式 |
国内銀行出金(日本) | 出金:2.5% + 約600円(固定手数料) | 1~2営業日 | 日本の銀行口座に着金可能 |
STICPAYカード(ATM出金) | チャージ:1.3%出金:1% | 即時~30分以内 | 銀聯ATMで現金引き出し可(日本でも利用可) |
※ 日本の銀行からの国内送金による入金には、現在対応していません。そのため、STICPAYへの入金は、クレジットカード・仮想通貨・海外銀行送金などを利用する必要があります。
SticPayからの出金方法(国内銀行への出金編)
ステックペイからの出金には、国内/海外銀行送金、カード(Visa,Master)、仮想通貨(ビットコイン、ライトコイン)が利用できます。
ここでは、国内銀行への出金手順を説明します。
- マイページへログインし、画面左側のメニューから『出金』→『国内銀行登録』をクリックし、『銀行口座の追加』をクリック
- 「氏名」「銀行名」「口座番号」などの口座情報を入力し『保存』をクリックすると口座登録完了
- 再びマイページに戻り、メニューから『出金』→『国内銀行送金』をクリック
- 出金金額を入力し、確定をすると出金申請完了です
SticPayの出金手数料と出金時間
出金方法 | 手数料 | 処理時間 | 備考 |
---|---|---|---|
海外銀行送金(SWIFT送金) | 5% | 3〜5営業日 | 日本を含む海外銀行口座宛、着金に日数が必要 |
国内銀行送金(日本の銀行) | 2.5% + 約600円(JPY 800前後) | 1〜2営業日 | 日本円で出金可、振込先は国内銀行 |
STICPAYカード(ATM引き出し) | チャージ:1.3%ATM出金:1% | 即時〜30分以内 | 世界中の銀聯対応ATMで引き出し可能(日本含む) |
仮想通貨出金(BTCなど) | 1% + ブロックチェーン手数料(変動制) | 数分〜最大1時間程度 | BTC/LTCなど、ネットワーク混雑で遅延の可能性あり |
SticPayのメリット・デメリット
SticPayのメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
手数料 | 入金手数料が比較的低い (例:仮想通貨は1%、カードは3.85%) | 出金手数料が高め (例:海外銀行送金5%、国内銀行出金2.5%+固定手数料) |
処理スピード | 即時入金・出金が可能(カード・仮想通貨など) | 海外銀行送金は処理に時間がかかる(最大5営業日) |
対応通貨 | 約30種類の法定通貨と複数の仮想通貨に対応 | 特定の通貨や一部のサービスにおいて、入金に制限がある場合がある |
セキュリティ | 二段階認証(2FA)、SSL暗号化で高いセキュリティ | 日本国内の金融庁監督外、完全な保証制度なし |
国際利用 | 世界190カ国以上で利用可能、複数通貨対応 | 特定国では利用できない場合がある(特にカード発行制限あり) |
サポート | 日本語対応のサポートがある | サポート対応が遅いことがある(時間帯による) |
利便性 | 仮想通貨から法定通貨まで広範囲な決済手段に対応 | 国内送金には対応していない、国内銀行からの入金不可 |
SticPayの登録方法
スティックペイへ登録しアカウントを開設する手順を説明します。
- STICPAYの公式サイトへアクセスし、画面右上の『会員登録』をクリック
- 「氏名」「生年月日」「メールアドレス」「パスワード」などの必要事項を入力し、『次へ』をクリック
- SMS受信可能な携帯電話番号を入力し『SMS発送」をクリック
- SMSで受信した4桁の認証番号を入力し『コード確認』をクリックし、『送信』をクリック
- 登録したメールアドレスにアカウント承認メールが届いたら、口座開設完了となります
SticPayの本人確認
タイミング | 本人確認の必要性 |
---|---|
アカウント登録直後 | ✅ 必須。本人確認がないと機能制限あり |
入金・チャージ前 | ✅ 必須。資金の出し入れには確認済みアカウントが必要 |
口座情報変更時 | 🛑 必要に応じて追加書類の提出要求あり |
STICカードとは
STICカードは、STICPAYウォレットと連動して使える国際プリペイドカードです。ウォレットにある残高をカードにチャージすることで、世界中のATMで現金を引き出したり、Visa/Mastercardの加盟店で支払いに利用したりできます。
チャージは、STICPAYのアカウントから簡単に行え、複数通貨にも対応。海外旅行や出張、オンライン・オフライン問わず柔軟に使える便利な決済手段です。ATMの利用手数料も約1%程度と、他社サービスと比べて低コストなのが特徴です。
STICカードの申請方法
ここでは、SticPayカーの申請方法の手順を解説します。
1. アカウント登録と本人確認(KYC)を行う
まず、STICPAYの公式サイトでアカウントを作成し、本人確認(KYC)を完了させます。
パスポートなどの身分証明書と、住所確認書類をアップロードするだけで手続きは完了です。
2. カードを申請する(必要残高あり)
カードを申請するには、アカウントに最低110 USD以上の残高が必要です。
この金額から以下が差し引かれます:
- カード発行・発送費用:40 USD(自己負担)
- 初回チャージ金額:約500 HKD(約64 USD相当)
3. カードの到着(発送まで2〜3週間)
申請からカードが手元に届くまでは、およそ2〜3週間かかります。
指定した住所にカードが郵送されます。
4. カードへのチャージ
カードが届いたら、STICPAYのウォレットから簡単にチャージできます。
複数通貨に対応しており、アカウント内の資金をそのままカードに移動させるだけで、すぐに利用可能です。
SticPayで出金できない原因と解決法
SticPayとほかeウォレットを比較
ベガウォレット | Payz(旧ecoPayz) | MuchBetter | Jeton Wallet | |
---|---|---|---|---|
日本語対応 | ◯ 完全対応 | ◯ 完全対応 | △ 一部対応 | ◯ 完全対応 |
オンラインカジノ対応 | ◯ 多くのカジノに対応 | ◯ 多くのカジノに対応 | ◯ 多くのカジノで対応 | ◯ 増加中 |
入金方法 | 銀行振込(国内) | クレカ、仮想通貨、銀行など | クレカ、Apple Pay、仮想通貨等 | 銀行振込、クレカ、仮想通貨など |
出金方法 | 銀行振込(国内) | 銀行振込、仮想通貨等 | 銀行振込、仮想通貨等 | 銀行振込、仮想通貨等 |
反映時間 | 入金:即時 出金:1〜2営業日 | 入金:即時 出金:2〜5営業日 | 入金:即時 出金:1〜3営業日 | 入金:即時 出金:1〜3営業日 |
アプリ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ |
本人確認(KYC) | ◯ 必須(比較的スムーズ) | ◯ 必須(やや厳しめ) | ◯ 必須(アプリ内で完結) | ◯ 必須(オンラインで完結) |
カスタマーサポート | ◯ 日本語サポートあり | ◯ 日本語サポートあり | △ 英語中心 | ◯ 日本語対応あり(メール) |
手数料(概略) | 低め(特に出金が無料に近い) | 中〜高(銀行 |
まとめ

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江原 愛