数あるテーブルゲームの中でも根強い人気と奥深いゲーム性を持つカジノの定番「ブラックジャック」、皆さんは普段プレイしていますでしょうか?
ブラックジャックはカジノプレイヤーの中で最も稼ぎやすいゲームとして有名で、プレイヤーが理論に基づき完璧なプレイをすることができると、還元率(RTP)が全カジノゲーム中最も高い「99%」に達すると言われています。
そんなブラックジャックを攻略していきたい方が、最初に覚えるべきなのが「基本戦略」こと「ベーシックストラテジー」です。このベーシックストラテジーを学んで実戦で使えるようになると、一気に勝率を引き上げることが出来ます。
当記事では、ブラックジャック初心者の方やカジノで安定して稼ぎたい方に向けて、ブラックジャックを攻略する上で欠かせない「ベーシックストラテジー」が一体どういったものなのか、基本的な使い方から練習問題まで交えて丁寧に解説していきます!
ベーシックストラテジーは、ブラックジャックの勝率を最大化するためにプレイヤーに要求される手札ごとの最善のアクションを分かりやすく表にまとめた、古くから使用されているブラックジャック定番の攻略法です。
別名「基本戦略」と呼ばれていることからも分かる通り、ブラックジャックというゲームの勝ち方を理解して手法を確率していくためには、必ずこのベーシックストラテジーを学んでおく必要があります。
ベーシックストラテジーは「ストラテジーチャート」という表によって記されます。プレイヤーはストラテジーチャートを参考にすることで、カードを引けば良いのか(ヒット)、引かないべきか(スタンド)、それとも他の行動をするべきなのか、理論に則って判断することが出来るのです。
まずは、ストラテジーチャートの見方を初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説していきます。オンカジであればストラテジーチャートを見ながら落ち着いてプレイできるので、一度覚えてしまえば役に立つこと間違いなしですよ!
上記の画像をご覧ください。こちらが本場のランドカジノでも古くから使われ続けている、手札ごとの最適解のアクションを示したストラテジーチャートになります。
左の縦列に書いてある「8以下~17以上」の数字がプレイヤー(自分)の手札の合計値を表しており、上段の横列に書いてある「2~A」の数字がディーラーのアップカード(オープンカード)を表しています。
自分の手札とディーラーのアップカードを元に表を辿っていくと、「H」や「S」といったアルファベットが書かれているはずです。
このアルファベットはプレイヤーの取るべきアクションを略称で示したものとなっているので、それに従ってプレイをしていけば誰でも簡単に理論上の勝率を最大まで引き上げることが出来ますよ!
アルファベットの示すアクションは以下の通りです。ダブルダウンやスプリットが分からないという方は、ブラックジャックの賭け方&ルール【実践ガイド】で用語の解説をしているので是非参考にしてみてください。
実はストラテジーチャートは全部で3種類あります。ベーシックな表だけを参考にしても良いのですが、全てを使うことでより効果的に勝率を上げられるので、この機会に覚えておきましょう!
ハードハンドは、手札にある「A」を「1」としてカウントする際や、そもそも「A」が手札に無い時に使われる最も使用頻度の高いストラテジーチャートです。
一部の組み合わせでサレンダーが推奨されている場合がありますが、オンカジのブラックジャックではそもそもサレンダー自体できないことが多いので、あまり気にしなくても良いでしょう。
ソフトハンドは、手札にある「A」を「11」としてカウントする際に使用されるストラテジーチャートです。この数え方が出来る手札は基本的に強いことが多いので、ヒットやダブルダウンの割合がハードハンドよりも多くなっています。
スピリットは、最初の手札に同じ数字のカードが来た時のみ使用される、非常に限定的なストラテジーチャートです。スプリットでカードを分けた場合は手札ごとに別のゲームとして扱うことになるので、再度ハードハンドもしくはソフトハンドのチャートを参考にすることになります。
ストラテジーチャートの見方と種類を覚えたら、さっそく練習問題を使って実践してみましょう。こちらの問題ですぐに判断できるようになれば、オンカジでも問題なく使用できますよ!
プレイヤー:[Q・7] 合計「17」
ディーラー:アップカード「6」
まずは、ゲーム中頻繁に出現するハンドを例とした基本問題です。この場合の選択肢はベーシックストラテジーに従うとどうなるでしょうか?
プレイヤーはハンドQと7の合計「17」なので、ハードハンドのストラテジーチャートを参考にします。見てみるとアップカード「6」に対しては、ディーラーのバースト狙いでスタンドを選択すると最も勝率が高くなることが分かりますね!
プレイヤー:[A・7] 合計「18」
ディーラー:アップカード「7」
今回はAと7が手札にありAを「11」とカウントするので、ソフトハンドのチャートを参考にします。表を見るとディーラーのアップカード7に対してはスタンドを選択するのがベスとなっているため、追加のカードは引かずにそのまま勝負しましょう。
プレイヤー:[7・7] 合計「14」
ディーラー:アップカード「10」
最後は少しだけ難しくしてみました。プレイヤー側のハンドは7が二枚ということで、同じカードが初期手札に揃っているので、今回はスプリットのストラテジーチャートを参考にしてください。
表を見るとプレイヤーの7のダブルは、ディーラーのアップカードが「10」だった場合、ヒットをするべきだと書かれています。スプリットをすると賭け金が2倍になるので、このような勝率が低いゲームではダブルが来てもやらない方が良いということが分かりますね。
ベーシックストラテジーを覚えたら他の必勝法と組み合わせて、さらにブラックジャックの勝率を上げていきましょう。今回は2つ、ブラックジャックと相性の良い攻略法を紹介するので、是非参考にしてくださいね!
パーレー法は、ゲームで勝ったら勝った分だけ次のゲームの賭け金を上乗せして勝負するという、連勝を前提とした逆マーチンゲールとも呼ばれるシステムベットの手法です。
ブラックジャックのような2倍以上の配当金がもらえるゲームでは、上手く流れに乗ることで資金を倍々にして短期間に大きく稼ぐことが出来ます。
こちらはシステムベットとは違い、完全に技量が試されるブラックジャック限定の攻略法になります。簡単に言えば場に出たカードを記憶して、勝率の高い場面で厚張りするというブラックジャックプレイヤー定番の手法です。
多くのカジノでは余りの強力さゆえに使用できないよう対策されてしまいましたが、それでも知っているかどうかの違いは、今後ブラックジャックをプレイしていく上で大きな差となるので、時間がある方はこの機会に是非とも習得しておきましょう。