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オスカーズグラインド法

オスカーズグラインド法は、損失を最小限に抑えながら、勝ちが少なくても利益を出すことができる攻略法です。

カジノのテーブルゲームで使われるベット方法のひとつで、資金管理がしやすく、リスクを抑えつつ長時間楽しむことができるため、初心者にも適しています。

本記事では、オスカーズグラインド法についてわかりやすく解説しています。

また、オンラインカジノのルーレットでのゲーム結果を使ったシミュレーションも用意しているのでぜひ参考にしてください。

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オスカーズグラインド法とは

オスカーズグラインド法は、少額での長時間プレイに適しており、大きな利益を狙うというより、リスクを抑えた安定的な収益を狙うスタイルです。

勝つたびに賭け金を増やし、負けたら賭け金はそのままという手法で、設定した目標額に到達することを目指します。

連敗が続いてもベット額は急激に増えないことがメリットですが、資金が増えるペースは遅いという特徴があります。

1960年代にオスカー(Oscar)という名前のギャンブラーが考案したことからつけられたベット法です。

オスカーズグラインド法の勝率

オスカーズグラインド法は、おおむね50%程度と考えてよいでしょう。

勝ち負けの数が同じでも結果が変わるため、一概に勝率は算出できないことが理由です。

オスカーズグラインド法のメリット&デメリット

オスカーズグラインド法は賭け金が急に増えない利点があります。そのほかのメリットとデメリットについても把握しておきましょう。

メリットデメリット
損失を最小限に抑えながら利益を積み上げることができる連敗が続くと回収までに時間がかかる
賭け金の増加が緩やかで、資金管理がしやすい短時間での大きな利益は難しい
勝ち負けが交互に発生する場合に安定した利益が期待できる勝率が低いゲームや長期の連敗には対応しにくい
リスクが比較的低く、初心者にも取り組みやすい賭け金の計算に手間がかかる
賭け金の上限に達するリスクが低く、長時間プレイが可能長期的な利益を保証するものではない
シンプルなルールで、手順が分かりやすい

オスカーズグラインド法では、たとえば連敗が続いたとしても、それより少ない勝ち数でも連勝すれば利益が出るので、1ユニットごとに利益を積み上げることで、コツコツと資金を増やすことが可能です。

オスカーズグラインド法の主な欠点は、連敗に弱いことや、大きな利益を期待できない点です。

また、カジノのテーブルリミットや、ハウスエッジの影響を排除することができないため、長期的には必ずしも有利な戦略とは言えません。安定した利益を期待するプレイヤーには向いているものの、リスクとリターンのバランスを取るのが難しいという特徴があります。

オスカーズグラインド法で効果のあるゲーム

オスカーズグラインド法は、勝率が50%近くで配当が2倍のカジノゲームで利用することができます。

効果のあるゲーム賭け方配当倍率
ルーレット赤・黒/奇数・偶数/ハイロー2倍
バカラプレイヤー/バンカーに賭けるプレイヤーは2倍、バンカーは1.95倍
ブラックジャックプレイヤーに賭ける2倍
クラップスパスライン2倍
ドラゴンタイガードラゴン/タイガーに賭ける2倍
シックボー大/小に賭ける2倍

ルーレットでは、「赤/黒」「奇数/偶数」といった1:1配当のベットに有効です。連勝と連敗が交互に起こることを想定しているため、安定した賭けが可能です。

ブラックジャックは、ベーシックストラテジーに従ってプレイすることで勝率が高まります。オスカーズグラインド法を利用して、少しずつ賭け金を増やすために適しています。

バカラでは、バンカーに賭けるのが少しだけ有利です。ただし、バンカーは手数料がかかります。

オスカーズグラインド法の使い方

 それでは、オスカーズグラインド法のやり方を手順に沿って説明していきます。

オスカーズグラインド法を使う際のルール

  • 勝率50%近くで配当倍率2倍のゲームで使う
  • 負けたら賭け金は同じまま
  • 勝ったら賭け金を増やす
  • 利益が出たら1ユニット終了する

オスカーズグラインド法の手順

1. ゲームを選ぶ

まずは、オスカーズグラインド法を使うゲームを選びましょう。

勝率が(ほぼ)50%で、勝った時の獲得配当が賭け金の2倍となるゲームを選びます。

2. 賭け方を決める

賭け方も決めておきましょう。

ルーレットであれば「赤黒」の「赤のみ」あるいは「黒のみ」といった感じです。

オンラインカジノのライブカジノでは、ゲーム結果の記録が残っているので上手く活用してギャンブルの波見ながら最適な賭け方を選んでください。

たとえば、ルーレットで「赤」の出現率が高い状況であれば、次からは黒が当たる回数が増えると予想できるので、テーブルで「黒」にベットし続ければ、オスカーズグラインド法で利益を出しやすくなります。

3. 1ユニットの賭け金を決める

1ユニットの賭け金を決めましょう。

オスカーズグラインド法では、勝ったら賭け金を1ユニット増やすルールです。

負け数が増えると賭け金が増えていくので、資金に応じて適切な金額にするのがポイントです。

たとえば、100ドルの資金であれば1ユニットを1ドルに設定する、といったように決めておきます。

4. 負け → 賭け金は変えない

オスカーズグラインド法では、ゲームで負けたら賭け金はそのまま変えないルールがあります。

最初に1ユニット(たとえば1ドル)を賭けて連敗したら、その間はずっと1ユニットを賭け続けます。

4. 勝ち → 賭け金に1ユニットを加える

ゲームに勝てば、賭け金に1ユニットを加えて、次のゲームをプレイをします。

次も勝てばさらに1ユニットを加え、ゲームに勝つたびに賭け金は1ユニットずつ増やしていきます。

5. 利益が出るまで4を繰り返す

利益が出るまで4を繰り返します。

損益がゼロになったら1セット終了するとしてもよいでしょう。

以上で1セットが終了し、賭け金を1ユニットに戻して続けます。

オスカーズグラインド法で勝つためのポイント

次に、オスカーズグラインド法を利用して、しっかり勝率を上げるために知っておきたいポイントを説明していきます。

ユニットの金額を大きくしすぎない

オスカーズグラインド法では、1ユニットの金額を適切な額に設定することが必要です。

1セットの利益がそれほど多くないため、1ユニットの金額を増やした場合、うまく利益が出ていればよいのですが、負け数が多いと損失も膨らみます。

その結果、資金をすべて失う事態にもなりかねません。積極的に利益を増やすことよりも、リスクを少なくすることがオスカーズグラインド法で勝つためには大切です。

ゲーム結果の偏りを利用する

オンラインカジノはライブカジノゲームで「ゲーム結果のデータ」が記録されます。

このようなゲーム結果のデータを活用して、どのような賭け方をすればよいのかを考慮することでオスカーズグラインド法で勝ちやすくすることが可能です。

損切りのタイミングを決めておく

オスカーズグラインド法は、なかなか利益が出ずに損失が膨らむことがあります。そうなると、ある程度の連勝がなければ、なかなか利益が出ません。

そこで、損切りラインを決めて目標金額を設定しておくことが必要です。

たとえば、資金の10%の損失になったら1セット終了させて、1ユニットからのベットに戻すのもひとつの方法です。

または、累積損失がゼロあるいはプラスになった時点で、セットを損切りするというルールにしてもよいでしょう。

オスカーズグラインド法には明確な損切りのルールがないので、自分なりの損切りルールを決めることが大切です。

アプリを活用する

オスカーズグラインド法は賭け金の計算そのものは簡単ですが、ゲーム結果や損益の計算などを考慮しながら運用するので手間がかかります。

賭け金を間違えたりベットする時間がなくなったりすることがないように、アプリの利用を検討することも良いでしょう。

オンカジのシステムベットで賭け金の計算ができるアプリがあるので、活用して間違いのないように運用することも、勝ちやすくなることにつながります。

オスカーズグラインド法を使う際の注意点

「黒のみにベット」と「赤のみにベット」の両方で同時にオスカーズグラインド法を使うと、リスクを軽減して運用できるように思えます。

しかしカジノでは、赤と黒の両方にベットすることを禁止しています。

赤と黒のベット以外にも「奇数偶数」や「ハイロー」も同様に、両方にベットできないので注意しましょう。

オスカーズグラインド法のシュミレーション

それでは、オンラインカジノのライブカジノルーレットでオスカーズグラインド法のシミュレーションをしてきましょう。

1ユニットを「1ドル」でシュミレーション開始

次の3つのベット方法で、2回づつシミュレーションをします。

① すべて「黒」にベット

② すべて「赤」にベット

③ 前回と同じ色にベット

 

シミュレーション1

① 黒のみにベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1黒15+1+1
2$1赤12-10
3$1赤27-2-1
4$1赤18-3-2
5$1黒26-2-1
6$2黒280+1
7$3黒6+3+4
8$1黒13+1+5
9$1赤21-1+4
10$2黒4+1+6
11$1赤3-1+5
12$2黒24+1+7
13$1黒31+1+8

 

② 赤のみにベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1黒15-1-1
2$2赤12+1+1
3$1赤27+1+2
4$1赤18+1+3
5$1黒26-1+2
6$1黒28-2+1
7$1黒6-30
8$1黒13-4-1
9$1赤21-30
10$2黒4-5-2
11$2赤3-30
12$3黒24-6-3
13$3黒31-9-6

③ 前の出目と同じ色にベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1黒15-1-1
2$1赤12-2-2
3$1赤27-1-1
4$2赤18+1+1
5$1黒26-10
6$1黒280+1
7$2黒6+2+3
8$1黒13+1+4
9$1赤21-1+3
10$1黒4-2+2
11$1赤3-3+1
12$1黒24-40
13$1黒31-3+1

シミュレーションその2

①黒のみにベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1赤18-1-1
2$1赤19x-2-2
3$1黒26-1-1
4$2黒4+1+1
5$1赤3-10
6$1黒280+1
7$2黒28+2+3
8$1赤34-1+2
9$1黒280+3
10$2赤19-2+1
11$2赤9-4-1
12$2黒22-2+1
13$3赤7-5-2

②赤のみにベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1赤18+1+1
2$1赤19+1+2
3$1黒26-1+1
4$1黒4-20
5$1赤3-1+1
6$2黒28-3-1
7$2黒28-5-3
8$2赤34-3-1
9$3黒28-6-4
10$3赤19-3-1
11$4赤9+1+3
12$1黒22-1+2
13$1赤70+3

③前の出目と同じ色にベット

回数賭け金出目結果累積損益総合損益
1$1赤18-1-1
2$1赤1900
3$2黒26-2-2
4$2黒402
5$3赤3-3-3
6$3黒28 -6-6
7$3黒28-3-3
8$4赤34-7-7
9$4黒28-11-11
10$4赤19-15-15
11$4黒22-11-11
12$5黒22-16-16
13$5赤7-21-21

シミュレーション結果

6パターンのオスカーズグラインド法の結果は次のようになりました。

勝敗勝率損益パターン
8勝5敗61.54%+8ドル黒のみベットその1
5勝8敗38.46%-6ドル赤のみベットその1
6勝7敗46.15%+1ドル前回と同じ色その1
6勝7敗46.15%-2ドル黒のみベットその2
7勝6敗53.85%+3ドル赤のみベットその2
4勝9敗30.77%-21ドル前回と同じその2

まとめ

オスカーズグラインド法は、よほど連敗が続かない限りは損失となる可能性が低いカジノゲームの攻略法・必勝法です。

たたしカジノゲームでは連敗が続く可能性もあるので、損切りルールを作っておくことをおすすめします。オンラインカジノでプレイできるルーレットやバカラ、ブラックジャックで使えるので、オスカーズグラインド法を使ってみてはいかがでしょうか。

オスカーグラインド法に関するよくある質問

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