「アタリ(ATARI)」が仮想通貨のカジノを開設を発表!

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Ai Ehara
by Ai Ehara
アタリ オンラインカジノ

かつて世界にビデオゲームとホームコンピータを普及させた老舗ゲームソフトウェア会社「アタリ」が、あらたに仮想通貨のオンラインカジノを開設することを発表しました。

 

「アタリ」とはどんな会社?

アタリ(Atari)は1972年に設立された世界初のビデオゲーム会社です。アップル社が発売した伝説のパソコン"Apple II"の発売が1977年なので、その前にビデオゲームを普及させた伝説の会社と言えます。ちなみにアップル社を立ち上げたスティーブ・ジョブス氏はこのアタリ社で正社員として働いていました。

そのスティーブ・ジョブズ氏が入社した1974年に世界初の家庭用ビデオゲーム"ホーム・ポン"を発売、1976年にはジョブス氏も関わった"ブレイクアウト(ブロックくずし)"を発売しました。1979年からはホームコンピータの"Atariシリーズ"も発売、Apple IIやコモドールPET、TRS-80などとホームコンピータ革命を起こし、現在のパソコン普及の礎を築きました。

1976年10月にはワーナー・コミュニケーションズ(ワーナー・ブラザーズの親会社)がアタリを買収、ゲームソフトを大量に販売しましたが経営不振に陥り、1985年にはアタリゲームズとアタリコープの2社に分割しています。

 

アタリが仮想空間でオンラインカジノ立ち上げを

一度は経営破綻したアタリ社ですが、現在は独自トークンの"Atariトークン"を自社が開発するゲーム機と融合させる形で仮想通貨業界に進出しています。

そして2021年5月にはあらたにオンライン仮想通貨カジノを開設することを発表しました。

このオンラインカジノは仮想空間プラットフォームであるディセントラランド(Decentraland/MANA)上で構築される形になります。ディセントラランドはイーサリアムのブロックチェーン上に構築されていて、利用者はこの仮想空間で土地を購入し独自のサービスを提供できるようになっています。

 

アタリの仮想通貨カジノの内容

アタリ社が仮想空間プラットフォームで提供するオンラインカジノは、MANA、DAI、Atariトークンといった仮想通貨を使用してゲームを楽しむことが可能。

その詳しい内容はまだ公開されていません。2021年3月時点でわかっているのは、アタリのゲームをモチーフにしたカジノゲームを提供すること、仮想通貨を使ってゲームをプレイし仮想通貨DGを獲得できることです。

この情報から、提供されるゲームはスロット型であること、ディセントラランドで流通する仮想通貨でその支払いを受けることがわかります。受け取れる仮想通貨が"Decentraland/MANA"であれば、自由に換金できることになります。

ただしライセンスの取得はどこで行うのか、そのような情報も2021年3月現在のところはありません。

 

まとめ

アタリ社は仮想通貨プラットフォームを利用することで、簡単にオンラインカジノを開設できることを提示したとも言えます。その詳しい内容はまだわかりませんが、これからのオンラインカジノの新しい姿を見せてくれるかもしれません。

 

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