「ギャンブルは何歳からできるの？」「学生でも規定年齢に達していればギャンブルはできるの？」などといった疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
また、成人年齢が引き下げられたことでの影響はあるのでしょうか。
この記事でわかること
- 日本でギャンブルができる年齢
- 年齢別でできるギャンブルの種類
- 学生でもギャンブルができるのか
- 成人年齢が18歳に変わってギャンブルできる年齢に変更は
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ギャンブルができる年齢は？
ギャンブルができる年齢は、パチンコや宝くじ、競馬、オンラインカジノ、スポーツベットなど、各ギャンブルのジャンルによってそれぞれ異なります。
0歳からできるギャンブルもあれば、18歳や学生でもできるギャンブル、20歳にならないとできないギャンブルなどさまざまです。
- 0歳から→ 宝くじ（ロト、年末ジャンボ、スクラッチ等）
- 18歳から→ パチンコ、パチスロ、オンラインカジノ、スポーツベット
- 19歳から→ スポーツくじ（toto）
- 20歳から→ 競馬、競輪、競艇、オートレース
※上記の年齢制限は法律によって定められているため、違反してしまうと処罰されてしまいます。
学生でも年齢に達していればギャンブルはできる？
高校生や大学生の学生でも年齢に達していればギャンブルはできます。
18歳からできるパチンコ・パチスロ、オンラインカジノ、スポーツベットは、高校3年生であっても18歳の年齢を迎えることでプレイすることが可能となります。
また、20歳からできる公営ギャンブル（競馬、競輪、競艇、オートレース）は、大学生であっても20歳の年齢に達することで投票券が購入可能となります。
成人年齢が18歳に引き下げてできるギャンブルは変わったの？
民法改正により、2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられましたが、ギャンブルの年齢制限に変更はありません。
競馬、競輪、競艇、オートレースの公営ギャンブルは20歳以上から利用が可能です。
民法の成年年齢が18歳に引き下げられても、お酒やたばこに関する年齢制限については、20歳のまま維持されます。また、公営競技（競馬、競輪、オートレース、モーターボード競走）の年齢制限についても、20歳のまま維持されます。これらは、健康被害への懸念や、ギャンブル依存症対策の観点から、従来の年齢を維持することとされています。
参照元：法務省 民法（成年年齢関係）改正 Q＆A
0歳でもできるギャンブル
何歳でもできるギャンブルは「宝くじ」のみです。宝くじは、0歳の赤ちゃんでも購入することができます！
宝くじ
- ジャンボ宝くじ等の普通くじ
- スクラッチ
- ロト
- ビンゴ5
- ナンバーズ など
宝くじの法律【年齢制限】
宝くじには「当せん金付証票法（昭和23年法律第144号）」という法律が定められていますが、この法律には一切年齢制限の記述はありません。
そのため、子どもからお年寄りの方まで購入可能なのです。ただし、近年は宝くじ売り場が未成年者に販売しないケースも増えています。
また、宝くじ公式サイトでのネット宝くじの購入は、20歳以上からとなっています。
宝くじ公式サイトの宝くじの購入は、20歳以上で、宝くじ公式サイトに会員登録していただいたお客様であれば、ご購入いただけます。
参照元：宝くじ公式サイト
18歳や学生でもできるギャンブル
18歳や学生でもできるギャンブルには、以下の4種類があります。
- パチンコ
- パチスロ
- オンラインカジノ
- スポーツベット
パチンコ・パチスロ
パチンコ、パチスロは、18歳以上から利用することができます。
高校生の入店を規制する法律はありませんが、店舗によっては18歳の年齢に達していても高校生の入店は拒否しているケースもあるようです。
パチンコ・パチスロの法律【年齢制限】
パチンコ・パチスロには「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律（昭和23年法律第122号）」という法律が定められています。
この法律の第22条第1項第5号に、18歳未満の入店を禁止するという旨の記述がされています。
（禁止行為等） 第二十二条 風営業等を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
五 十八歳未満の者を営業所に客として立ち入らせること
参照元：風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律
オンラインカジノ
オンラインカジノは、18歳以上から登録およびプレイすることができます。
ただし、各カジノサイトによって年齢が定められているため、各オンラインカジノの利用規約を確認する必要があります。
オンラインカジノの法律【年齢制限】
日本国内では、オンラインカジノに関する法律は制定されていません。
ただし、賭博に関する法律「刑法（明治40年法律第45号）」によって規制されています。
（賭博）第百八十五号 賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
参照元：刑法
スポーツベット
スポーツベットは、オンラインカジノ同様、18歳以上から登録およびベッティングが可能です。
ただし、各ブックメーカーサイトによって年齢が規定されているため、各スポーツベッティングの利用規約を確認する必要があります。
スポーツベットの法律【年齢規制】
（賭博）第百八十五号 賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
参照元：刑法
19歳でもできるギャンブル
19歳でもできる公営ギャンブルには、スポーツくじ（toto）があります。
スポーツくじ（toto）
スポーツくじは、19歳から購入することができます。また、19歳に達していれば大学生でも購入可能です。
スポーツくじの法律【年齢制限】
スポーツくじは「スポーツ振興投票の実施等に関する法律（平成10年法律第63号）」という法律が定められています。
（スポーツ振興投票券の発売等）
第九条 十九歳に満たない者は、スポーツ振興投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。
参照元：スポーツ振興投票の実施等に関する法律
20歳からできるギャンブル
20歳からできるギャンブルには「公営ギャンブル」があります。
公営ギャンブル
日本の公営ギャンブルは4種類があり、
いずれも20歳に達していれば、学生であっても公営ギャンブルを利用できます。
公営ギャンブルの法律【年齢制限】
公営ギャンブルの年齢制限は、各公営ギャンブルによって以下のような法律で定められています。
競馬
（勝馬投票券の購入等の制限）
第二十八条 二十歳未満の者は、勝馬投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。
参照元：競馬法
競輪
（車券）
第九条 二十歳未満の者は、車券を購入し、又は譲り受けてはならない。
参照元：自転車競技法
競艇
（舟券の購入等の禁止）
第十二条 二十歳未満の者は、舟券を購入し、又は譲り受けてはならない。
参照元：モーターボード競走法
オートレース
（勝車投票券）
第十三条 二十歳未満の者は、勝車投票券を購入し、又は譲り受けてはならない。
参照元：小型自動車競走法
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